エイム法とクロスヘア大について考察

おれは主にソルジャーとマクリーを使っていて、ずっと長さ10の中空きクロスヘアをソルジャーとマクリーともに使っていた。横線でヘッドラインを狙いに行った時に頭が狙いやすいと思ったからこの大きさにしたのだが、この割りと小さめなクロスヘアがソルジャーには向かないと思ったので、ソルジャーについてはクロスヘアを大きくすることにした。逆にマクリーについてはクロスヘアを小さくすることにした。

以下のスレッドで2つのエイム方法を

普通のスムーストラッキングエイム(リラックス状態で力を入れないエイム)と ラピッドツイッチエイム(腕手首が緊張状態の力を入れたエイム)があって ラピッドツイッチエイムは厳密にいえば細かくフリックエイムしてるような感じ

と解説してくれてるけどおれの中では,

  • ソルジャーで大事な追いエイムは力を抜いてスムーストラッキングした方が当たる (これはHarryHookが代表例として紹介されている。HarryHookの追いエイムは芸術的だよね。おれもああなりたい)
  • マクリーのように一発一発を当てに行く場合はラピットツイッチの方が当たる

他のヒーローでは、ザリアなんかは追いエイムが大事なのでスムーストラッキングした方が当たるし、リーパーやウィドウメイカーのようなヒーローはラピットツイッチした方が当たる。キャラや瞬間によってエイムの仕方は変わるものだと思う。

おれはマクリーの精度に比べてソルジャーの追いエイムがすごく下手という自覚があるのだが、これがなぜかと考えると、腕が緊張してラピットツイッチになってることが多いからだと気づいた。これはなぜかというと、クロスヘアが小さいとそれを精密に相手に合わせにいくという意識になるため、どうしても腕が緊張してしまうからだ。スムーストラッキングをするのであれば、力を抜いて相手の動きに対してまるで筆で絵を描くかのように、あるいは指揮棒を振るかのように腕を動かすだけという意識を強める必要がある。もちろん、「クロスヘアを的に合わせ」に行くというエイム方法自体が間違ってることは知っていて、正しくは逆に「的をクロスヘアに合わせていく」意識を持たなければいけないのだが、クロスヘアが小さいことによってどうしても「当てなければいけない」という意識が強くなってしまうことが原因だと考えられる。ゲンジやルシオのようにある程度軌道が読めるキャラならまだしも、ファラのように不規則に動くキャラに対しては、腕が緊張してしまうと綺麗に当てることはかなり困難になる。

ソルジャーというヒーローを使うにおいて、ヘッドショットはもちろん当たればいいのだが、マクリーほどは狙いにいくものではないと考える。弾も一発19と弱いからヘッドで2倍になっても38としょぼい。一発目がヘッドに当たったとしてもそれ以降追いエイムで頭当て続けることは難しいから結局身体撃ちがメインのダメージになってしまう。拡散が大きいから余計にその傾向はさらに強まるが、逆に拡散があるからこと身体寄りに狙っても少し拡散した時には頭に当たることもあり、ソルジャーにおいてヘッドショットとは基本的には積極的に狙いに行くものではなく、拡散の結果おまけとしてついてくるか、ハイグラウンドから撃った時に当たりやすくなるくらいのものでしかないと考えた方が力が抜けると思う。

だからソルジャーではクロスヘアを大きくして敢えて大雑把に狙うことにする。具体的には大きさを20にする。もはやクロスヘアを消してしまってもいいかと思ったくらいだが、それはあまりにも極端でたぶんうまく行かないのでやめておく。逆にマクリーでは大きさを5にする。これはCSGOで使ってるクロスヘアの大きさとたぶん同じで、マクリーのように一点を狙う細かいエイムでは小さいクロスヘアかあるいはドットがいいだろう。

今日差し引き4負け(うち2回は仲間の途中抜け)となり、もうOWはもうやりたくないと思っているが、新しいクロスヘアに賭けてみようと思う。おれがHarryHookやIddqd並の追いエイムが出来ればさすがに勝てる。

(追記)

他の選択肢としては、

  • クロスヘアを消してしまう: スムーストラッキングをやる場合にクロスヘアが視覚的に邪魔というのであれば、思い切ってno crosshairにしてしまうという。おれはno crosshairでも大きくは変わらないが、初弾が合わないことがあって、実用的には微妙かも知れない
  • 長所を伸ばす: ラピッドツイッチの方がうまいというのであれば、もはやスムーストラッキングは諦めてラピッドツイッチトラッキングをマスターしていくという方向性もあるのではないか。どの道バースト撃ちするのであれば、その都度フリックで的を合わせていくという方が、バースト撃ちと変則的なエイム合わせを要求されるファラなどには却って有効ではないか

がある