【商品レビュー】KontrolFreek 3種比較

ついにKontrolFreekを3つ買ってしまった。とにかく納得行くまで色々試してみて、自分にとって1%でもbetterなものを選択したい。エイムは重要だ。おれはエイムが悪いと人生の何もかもが破滅したような気持ちになる。

今回はAlphaを買ってみた。おれが買った3つは左から

  • Alpha (黒): 一番低いモデル。Concave型
  • CQC Signature (緑): 中くらいの高さ。Convex型 (Dome型ともいう)。もっとも標準的なモデル
  • Vortex (オレンジ): 一番高い。Concave(左。低い)、Convex(右。高い)

まずおれに合わなかったのはVortexだ。これは手が相当大きくないと却って使いづらいと思う。実際、日本人より平均的に手の大きい欧米人でも合わないという人がいるくらい。無理のあるサイズのスティックを操作しようとすると、動作が滑らかにならず、カクッと倒してしまうことがある。狙いを定める時でも不安定でふらふらする。これは、手に余計な力が入ってしまってるからではないかと考えている。実際おれがVortexで四角をなぞるエイムドリルを繰り返していると、手の筋肉が痛くなってくる。CQCではそういうことはないから、これは、無駄な力が入っていることを意味する。

CQCはまぁまぁ良いと思う。まずどれかを買いたいのであればまずはCQCを買うといい。

ただ、指の当て方によって精度が変わる。おれは、追いエイムをするときは親指を立てて先の方を当てて、そのまま親指の関節で調整をする。(ちょうど茶筅で茶を点てるようなイメージ) べたっとつけてしまうと、ざっくりとした動きには良いのだが、細かいエイムは雑になる。なぜならば、親指の付け根の運動によって親指の先の方を制御するのはより困難だからだ。逆に、親指を立てると動かせる範囲が限定されるため、ざっくりとした動きが難しくなる。つまり、CQCを使うに当たっておれは親指の使い方に2つのモードを持っている。

おれが今回Alphaを買ってみたのはCQCに若干の不満があり、Alphaを試してみたくなったからだ。CQCに対する不満は

  • Convex型の弱点として、滑る。もちろんCQCの上面はゴムだが、それでも摩擦に依存していることには変わりない。これが余計な力を生んでいる。
  • 大雑把に動かしたい時と細かく動かしたい時で親指の当て方が違うため、ざっくり振り向いてから正確に当て続ける中間に隙が生まれる。実際、相手がファラのようにほぼ空中に止まっているような場合は当てられるのだが、近距離でルシオが動いてる場合などでは振り向きが追いつかないことがある。これは、追いエイムの親指モードでざっくり合わせることも要求されているためだ。

試しにCQCを外してコントローラのデフォルトにしてもあまりエイムが変わらない。これは理屈で説明出来ない。そこで、CQCでもおれにとってはまだ高いため、bestな高さがデフォルトとCQCの中間あたりにあるという仮説を立てた。

Alphaを少し使ってみたが、慣れの問題なのか、Concaveではどこに指を置けばいいのかがわからない。しかしエイムは出来ている。もしConvex型の低いモデルがあったら買うので、KontrolFreekは早急にリリースしてください。